いろんな人が住む京都

京都府は、大きく分けると4つに分かれます。まずは市内です。市内に住む人は排他的だという話を耳にしたことがあります。私も京都に住んでいますが、確かに長い間日本の首都として存在してきて、そういった誇りのようなものがあるのでしょう。しかし、そのような噂も一概には言えませんし、必ずしもそういう人ばかりではありません。
一つ目は、市内です。市内の求人はたくさんあります。大きな病院から小さなクリニックまでさまざまな求人がありますので、探せばきっと自分の条件に合うところが見つかるはずです。
二つ目は、京都府の南部です。奈良や三重との県境の地域です。このあたりはかなり田舎で、住んでいる住民の人たちも比較的素朴な人が多い印象です。しかし、大阪まで電車で一本でいけたりと、わりと都会志向なところがある地域です。都会に憧れつつも田舎に甘んじているといった印象でしょうか。求人に関してですが、この地域もそれほど困ることはないかと思われます。ただし、条件がだんだん厳しくなってきて、駅から近いといった条件は当てはまらないことが多いかもしれません。
三つ目は、京都府の中部です。綾部市や京丹波町のあたりを指します。このあたりは、昔から住んでいる地元の人が多く、地域密着型の病院が多くあります。しかし、広いわりに鉄道網が発達していないため、車での通勤を余儀なくされることがあるかと思います。田舎はどこでもそうですが、ここでも車が必須な社会となっています。
四つ目は、北部です。この地域は日本海に接していて、気候や風土も京都というよりは北陸に近い感じです。舞鶴市や宮津市などがこの地域に当たります。古くから漁港で栄えた街で、昔かたぎの人が多く住んでいる印象です。この地域の病院に勤める場合も車は必須条件となるでしょう。また、大きな病院もあまりなく、条件が限られてきます。
京都で働くのであれば、地域柄は気をつけなければなりません。南北に細長い形をしているので、南部と北部では人々の気性も全然違ってきます。自分の印象を大切にして、じっくり求人を選びましょう。